Kawasaki Ninja ZX-6R 2025年モデル
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目次
カワサキ ZX-6R 2025年モデルの特徴
カワサキのミドルクラススーパースポーツ「Ninja ZX-6R」は、636cc並列4気筒エンジンを搭載し、最高出力122PS(ラムエア加圧時128PS)を誇るハイスペックモデルです。2024年にフルモデルチェンジされた車体をベースに、2025年モデルでは新たなカラーリングが登場。
外観ではフロントカウル左右に小型ウイングレットを装備。ダウンフォースを生み出し、高速域での安定性を高めます。さらに、最新の電子制御も搭載されており、KTRC(トラクションコントロール)、パワーモード、クイックシフター、スマホ連携TFTメーターなどが標準装備。

主な装備
- スマートフォン連携対応 4.3インチTFT液晶メーター
- KTRC(3段階):カワサキ・トラクション・コントロール
- KQS:クイックシフター(アップ/ダウン)
- KIBS:コーナリング対応ABS
- 統合ライディングモード(スポーツ / ロード / レイン / ライダー)

ライバル車種との比較
Yamaha YZF-R7(2024)との違い
- 価格:R7は約1,054,900円(税込)で、ZX-6Rより約50万円安価
- エンジン:688cc 並列2気筒(73PS / 8,750rpm)
- 電子制御:ABSのみ。トラコン・モード切替なし(Q/Sはオプション)
- 軽量:188kgで、取り回しも良好
Honda CBR600RR(2024)との違い
- 価格:1,573,000円~1,606,000円(税込)
- エンジン:599cc 並列4気筒(121PS / 14,250rpm)
- 電子制御:5軸IMU搭載・HSTC・パワーモード・ウイリー制御など
- 重量:193kg(ZX-6Rより軽い)

こんな人におすすめ
- 「250ccや400ccからステップアップしたい」と考えている方
- 「サーキットも走りたいけど、公道も重視したい」ライダー
- 「最新の電子制御装備を使いこなしたい」中~上級者
購入前のチェックポイント
- シート高830mm:足つきには注意
- 車重199kg:やや重ための取り回し
- ハイオク指定:燃料コストは高め
- 燃費16.2km/L:街乗り中心の人には少し気になるかも
- リセールバリュー:人気モデルのため安定傾向
まとめ
ZX-6R 2025年モデルは、高性能と実用性のバランスが非常に優れたミドルスーパースポーツです。636ccという独自排気量と、多彩な電子制御によって、公道・サーキットの両方で楽しめる万能マシンに仕上がっています。
スペックや写真だけでは分からない「フィーリング」を知るためにも、ぜひ一度試乗して、実車に触れてみてください。

スペック
価格 | 1,584,000円(税込) |
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年式 | 2025年 |
排気量 | 636cc |
最高出力 | 90kW(122PS)/13,000rpm(ラムエア加圧時128PS) |
最大トルク | 69N・m(7.0kgf・m)/11,000rpm |
エンジン形式 | 水冷4ストローク並列4気筒 DOHC 4バルブ |
ミッション形式 | 常時嚙合式6段リターン |
タイヤサイズ(前) | 120/70ZR17M/C(58W) |
タイヤサイズ(後) | 180/55ZR17M/C(73W) |
ブレーキ形式(前) | デュアルディスク |
ブレーキ形式(後) | シングルディスク |
サスペンション(前) | テレスコピック(倒立) |
サスペンション(後) | スイングアーム(ユニトラック) |
全長×全幅×全高 | 2,025mm × 710mm × 1,105mm |
ホイールベース | 1,400mm |
シート高 | 830mm |
車両重量 | 199kg |
タンク容量 | 17L |
燃費(定地) | 19.3km/L(60km/h定地走行時) |
燃費(WMTC) | 16.2km/L(クラス3-2、1名乗車時) |
乗車定員 | 2名 |