バイクの免許を取って、新しい世界が広がった!そんなバイク初心者の皆さんにとって、スマートフォンはナビや音楽、仲間との連絡に欠かせない、まさに頼れる相棒ですよね。
でも、走行中にポケットやバッグからスマホを出し入れするのは危ないし、落としてしまったら大変…。そんな不安を解消し、もっと安全・快適にバイクを楽しむために必須なのが「バイク用スマホホルダー」です。
とはいえ、いざ選ぼうとすると種類がたくさんあって、「どれを選べばいいの?」「取り付けは簡単?」「振動でスマホが壊れたりしない?」と迷ってしまう方も多いはず。
あなたにぴったりのスマホホルダーを見つけて、もっとスマートで楽しいバイクライフを送りましょう!
なぜバイクにスマホホルダーが必要なの?メリットを解説
「スマホはポケットで十分」と思っている方もいるかもしれませんが、バイクにスマホホルダーを取り付けることには、たくさんのメリットがあります。
- ナビゲーションが格段に見やすく、安全に: スマホのナビアプリは非常に便利ですが、画面を確認するために停車したり、ポケットから出し入れしたりするのは手間がかかり、危険も伴います。ホルダーに固定すれば、視線を少し動かすだけでルートを確認でき、安全運転に集中できます。
- 音楽再生や通話(インカム連携)がスムーズに: Bluetoothインカムと連携させれば、ヘルメット内でナビ音声を聞いたり、音楽を楽しんだり、仲間と通話したりできます。ホルダーがあれば、スマホ画面での簡単な操作も可能です(安全には十分配慮してください)。
- スマホ落下の心配から解放される: バイクの振動や走行中の風圧は想像以上。ポケットに入れていても、落下の不安は常につきまといます。専用ホルダーなら、しっかりとスマホを固定してくれるので、安心してライディングに集中できます。
- 信号待ちなどでの素早い確認: ちょっとした情報の確認や、着信のチェックなども、ホルダーがあれば素早く安全に行えます。
バイク用スマホホルダー選びの重要ポイント
では、実際にスマホホルダーを選ぶ際には、どんな点に注目すれば良いのでしょうか? 失敗しないための5つの重要ポイントを解説します。
① ホールド力・安定性:スマホをしっかり守る!
最も重要なのが、走行中の振動や衝撃でもスマホを確実に固定してくれるホールド力です。固定方式にはいくつか種類があります。


- アーム/クランプ式: ホルダーの側面や上下にあるアームでスマホを挟み込むタイプ。多くの機種に対応できる汎用性の高さが魅力です。手動で締め付けるタイプや、スマホを置くと自動でロックされるワンタッチ式などがあります。(例 : Kaedear)
- 専用ケース式: スマホに専用のケースを取り付け、マウントにカチッとはめ込むタイプ。非常に安定感が高く、振動にも強いのが特徴ですが、スマホ機種ごとに専用ケースが必要になります。(例 : QuadLock)
② 取り付けやすさと汎用性:自分のバイクに合うか?
せっかく買っても、自分のバイクに取り付けられなければ意味がありません。
- 取り付け場所: 一般的なのはハンドルバーに取り付けるタイプですが、スクーターなどハンドルバーが露出していない車種向けに、ミラーの根元に取り付けるタイプもあります。自分のバイクの構造を確認しましょう。
- 対応サイズ: ハンドルバーマウントの場合、対応するハンドル径(太さ)を確認する必要があります。多くの製品はスペーサーなどで調整可能ですが、念のためチェックしましょう。
- 取り付けの手間: 工具を使わずに簡単に取り付けられるクランプ式のものから、六角レンチなどを使ってしっかりと固定するボルト式のものまで様々です。DIYが苦手な方は、取り付けが簡単なモデルを選ぶと良いでしょう。
③ 振動対策機能:カメラを守るために重要!
バイクの振動は、スマホ、特に精密なカメラ機能にダメージを与える可能性があります。最近のスマホホルダーには、この振動を軽減するための機能が付いているものが増えています。

「振動吸収ダンパー」や「バイブレーションダンパー」といった名称で搭載されており、ゴムや特殊な機構で振動を吸収・減衰させます。特にカメラ性能が高いスマホを使っている方や、長距離を走る方、エンジンの振動が大きいバイクに乗っている方は、この振動対策機能付きのモデルを選ぶことを強くおすすめします。
④ 使いやすさ:片手で操作できる?
信号待ちなどで、サッとスマホを着脱したい場面もありますよね。
- 着脱方法: スマホを置くだけで自動ロックされるワンタッチ式は、グローブをしたままでも片手で操作でき、非常に便利です。ネジで締め込むタイプは固定力が高い反面、着脱に少し手間がかかります。
- 角度調整: 走行中に画面が見やすいように、角度を自由に変えられる機能があると便利です。ボールジョイントなどで360度回転できるモデルが一般的です。
⑤ その他の機能:充電や防水性は?
長時間のツーリングなどでは、あると便利な追加機能もあります。
- 充電機能: ホルダーにUSBポートが付いていたり、ワイヤレス充電(Qi規格)に対応していたりするモデルがあります。ナビアプリはバッテリー消費が激しいので、充電機能があると安心です。ただし、バイクからの配線作業が必要になる場合があります。
- 防水性能: ホルダー自体に防水性能があるか、またはスマホを雨から守るカバーなどが付属しているかも確認しておくと、急な天候の変化にも対応できます。
チェックリスト:
- スマホをしっかり固定できる?(ホールド力)
- 自分のバイクに取り付けられる?(取り付け場所・サイズ)
- 振動対策はされている?(カメラ保護)
- スマホの着脱はしやすい?(操作性)
- 充電や防水機能は必要?(追加機能)
【2025年最新】バイク用スマホホルダー おすすめ人気ランキング TOP3
ここまでの選び方のポイントと、市場の人気・売れ筋動向(※)を踏まえて、特におすすめのバイク用スマホホルダーをランキング形式で3つご紹介します!
※本ランキングは、各種オンラインストアの売上ランキングやレビュー、専門サイトでの紹介頻度などを総合的に判断し、編集部が独自に選定したものです。
【第1位】Kaedear (カエディア) クイックホールドシリーズ



「迷ったらコレ!」と言えるほどの定番人気モデル!
数あるスマホホルダーの中でも、特に人気と売れ筋ランキングで常に上位に位置するのが、Kaedearの「クイックホールド」シリーズです。最大の魅力は、スマホを置くだけでガッチリ固定されるワンタッチ機構。グローブをしたままでも片手で簡単に着脱できる手軽さが、多くのライダーから支持されています。強力なスプリングと四隅のフックでホールド力も高く、安定感があります。
メリット:
- 圧倒的な着脱のしやすさ(ワンタッチ式)
- 高いホールド力と安定感
- ハンドルバー/ミラー両対応の取り付けパーツが付属することが多い
- 比較的リーズナブルな価格設定
- ワイヤレス充電機能付きモデルもラインナップ
- 振動吸収機構「Airアブソーバー」搭載モデルも選択可能
デメリット:
- デザインは機能性重視でやや無骨な印象
- 振動吸収機能がないモデルは、別途対策が必要な場合も
- 一部で長期使用時の耐久性を指摘する声も
こんな人におすすめ:
- とにかく簡単・手軽にスマホを着脱したい方
- 初めてスマホホルダーを使う初心者の方
- コストパフォーマンスを重視する方
【第2位】SP Connect (エスピーコネクト) MOTO MOUNT PRO


振動対策とスタイリッシュさで選ぶならコレ!
バイク用品専門サイトなどで根強い人気を誇るのが、SP Connectです。最大の特徴は、スマホに専用ケースを取り付け、マウントに90度ひねって固定する「ツイストロックシステム」。抜群の固定力と、マウント自体に組み込まれた優れた振動吸収性能により、スマホ(特にカメラ)へのダメージを最小限に抑えてくれます。
メリット:
- 非常に高い安定性と振動吸収性能
- 専用ケースによる確実な固定
- マウントがコンパクトでハンドル周りがスッキリするデザイン
- ワイヤレス充電などのオプションパーツが豊富
デメリット:
- 専用スマホケースが必須(機種変更時に買い替えが必要)
- 他のホルダーと比較して価格が高め
こんな人におすすめ:
- スマホのカメラ保護(振動対策)を最優先したい方
- 高速道路や悪路を走行する機会が多い方
- ハンドル周りの見た目をスマートに保ちたい方
- iPhoneやGalaxyなど対応ケースがある機種を使っている方
【第3位】【第3位】QUAD LOCK (クアッドロック) ハンドルバーマウント PRO


最高レベルの振動吸収性と保持力!ヘビーユーザー向け
SP Connectと並び、専用ケース式の高機能ホルダーとして人気なのがQUAD LOCKです。特許取得済みのデュアルステージロック機構は、青いレバーを押し下げながら捻ることで、非常に強固にスマホを固定。まず外れる心配はありません。さらに、別売りの「衝撃吸収ダンパー」を組み合わせることで、驚異的な振動吸収性能を発揮し、スマホへのダメージを極限まで抑えます。
メリット:
- 特許取得のロック機構による抜群の固定力・安全性
- オプションのダンパー併用で最高レベルの振動吸収性能
- 専用ケースは比較的薄型で普段使いしやすいデザインも
- ワイヤレス充電ヘッドやアクションカメラアダプターなど豊富なオプション
- PROモデルは高級感のあるアルミ削り出し
デメリット:
- 専用スマホケースが必須(機種変更時に買い替えが必要)
- ホルダー本体、ケース、振動吸収ダンパーなどを揃えると高価になる
こんな人におすすめ:
- 振動対策と固定力を何よりも重視する方
- オフロード走行など、特にタフな環境で使用する方
- ワイヤレス充電など、拡張性も求めたい方
- 価格よりも性能・安心感を優先したい方
スマホホルダー取り付け時の注意点
お気に入りのスマホホルダーが見つかったら、次は取り付けです。安全に使うために、いくつか注意点を確認しておきましょう。
- 取り付け場所の確認: メーター類の視認性を妨げたり、ハンドル操作やキーの抜き差しの邪魔になったりしない位置に取り付けましょう。
- 確実な固定: 取り付け後は、手で揺らしてみてガタつきがないか、しっかりと固定されているかを確認します。走行前や休憩時にも、緩みがないか定期的にチェックする習慣をつけましょう。
- 配線の処理(充電機能付きの場合): 充電機能付きホルダーの配線は、ハンドルの切れ角を考慮し、他のケーブル類に干渉したり、引っ張られたりしないように、余裕を持たせつつタイラップなどで綺麗にまとめましょう。バッテリーへの接続などは、自信がなければバイクショップに依頼するのが安全です。
- スマホの熱対策: 真夏の炎天下などでは、直射日光やエンジンの熱でスマホが高温になり、動作が不安定になったり、故障の原因になったりすることがあります。休憩時には日陰に停める、スマホを取り外すなどの配慮も大切です。
- 走行中の操作は厳禁: ホルダーに固定していても、走行中にスマホを操作するのは大変危険です。操作が必要な場合は、必ず安全な場所に停車してから行いましょう。
まとめ
バイク用スマホホルダーは、ナビゲーションや音楽再生などを安全・快適に行うための、今やライダーの必需品とも言えるアイテムです。
選ぶ際には、
- ホールド力・安定性
- 取り付けやすさ・汎用性
- 振動対策機能
- 使いやすさ(着脱・角度調整)
- 充電などの追加機能
といったポイントをチェックし、自分のバイクや使い方に合ったものを選ぶことが大切です。
今回ご紹介した人気ランキングTOP3(Kaedear クイックホールド、SP Connect MOTO MOUNT PRO、Lamicall バイク スマホホルダー)は、それぞれに特徴があり、多くのライダーに支持されています。ぜひ、この記事を参考に、あなたにぴったりのスマホホルダーを見つけて、安全で快適、そしてもっと楽しいバイクライフを実現してくださいね!