バイクファンの皆さん、ビッグニュースです! BMW Motorradから、待望のニューモデル「R 1300 R」が発表されました!
長年人気を博してきたロードスターモデル「R 1250 R」が、名前も中身も大きく進化。まさにフルモデルチェンジと言える内容で、早くも世界中のライダーから熱い視線が注がれています。
「一体どこが変わったの?」「どんなバイクになったの?」そんな疑問に答えるべく、今回は速報として新型 R 1300 R の魅力に迫ります!
BMW R 1300 R ってどんなバイク?
BMW R 1300 Rは、BMWの「ロードスター」カテゴリーに属する最新モデルです。ロードスターとは、カウルを持たないネイキッドスタイルのバイクのこと。街乗りからワインディング、ツーリングまで幅広く楽しめるのが特徴です。
このR 1300 Rは、先代モデル「R 1250 R」の後継として、エンジン、フレーム、デザイン、テクノロジーの全てにおいて大幅な刷新が図られました。
BMW自身が「コーナーのために生まれた(Born for Bends)」と表現するように、よりダイナミックでスポーティな走りを追求したモデルへと進化しているようです。
ココが変わった! R 1300 Rの注目ポイント
今回のモデルチェンジは、まさに「全身全霊」といった内容。特に注目したいポイントをいくつかご紹介しましょう!
パワーアップした新世代ボクサーエンジン!
心臓部であるエンジンは、伝統の水平対向2気筒(ボクサーエンジン)を受け継ぎつつ、排気量が1254ccから1300ccへと拡大されました!
これに伴い、最高出力は145馬力、最大トルクは149Nmへと大幅にパワーアップ(R 1250 Rは136馬力/143Nm)。より力強く、どんな回転域からでもパンチのある加速を味わえそうです。
もちろん、低回転域と高回転域でバルブの動きを変えるBMW独自の「ShiftCam」テクノロジーも引き続き搭載。パワフルでありながら扱いやすさも両立しているはずです。
デザイン一新! アグレッシブでモダンな顔つきに
新型 R 1300 Rを見て、まず目に飛び込んでくるのが、シャープな八角形のLEDヘッドライトでしょう。先代の丸みを帯びたデザインから一変し、よりモダンでアグレッシブな印象を与えます。

全体的なフォルムも、よりコンパクトで引き締まったデザインになりました。燃料タンクはアルミ製となり、流れるようなラインが躍動感を演出。テール周りも短く切り詰められ、非常にスポーティな雰囲気を醸し出しています。

ミニマルながらも存在感のあるデザインは、所有欲を満たしてくれること間違いなし!
フレームも新設計! 軽快な走りを支える
見た目だけでなく、骨格となるフレームも新しくなりました。従来の鋼管フレームに代わり、スチール製の板金メインフレームとアルミ製のリアフレームを組み合わせる新構造を採用。
これにより、剛性の最適化や軽量化(車両重量はR 1250 Rとほぼ同等の239kgですが、エンジンの軽量化などが寄与)が図られていると考えられ、より軽快で正確なハンドリングに貢献していると期待されます。
最新テクノロジー満載! ライディングがもっと楽しく、安全に
BMWといえば、先進的な電子制御技術も魅力のひとつ。新型 R 1300 Rにも、注目のテクノロジーが搭載されています(一部オプション)。
足回りがすごい! 電子制御サスペンション「DSA」(オプション)
オプションで選択可能な「ダイナミック サスペンション アジャストメント(DSA)」は、まさに次世代の足回り。走行状況に応じてサスペンションの減衰力(硬さ)やプリロード(初期荷重)を自動で調整してくれるだけでなく、なんとスプリングレート(バネの硬さ自体)まで調整可能というから驚きです! これは量産二輪車としては初の試み。
これにより、路面状況やライダーの好みに合わせて、これまで以上に最適な乗り心地と走行安定性を実現してくれるでしょう。


クラッチ操作不要!? 「ASA」(オプション)
こちらもオプションですが、「オートマチック シフト アシスタント(ASA)」を選択すれば、クラッチレバーを操作することなくシフトアップ/ダウンが可能になります。まるでオートマ車のようなスムーズな変速は、特に渋滞時やロングツーリングでの疲労軽減に大きく貢献しそうです。
安全装備も充実
もちろん、コーナリング中のブレーキ操作を最適化する「ABS Pro」や、タイヤのスリップを抑える「ダイナミック トラクション コントロール(DTC)」など、標準装備の安全技術も最新世代へと進化。
さらにオプションで、前走車との車間距離を維持してくれる「アクティブ クルーズ コントロール(ACC)」や、前方衝突警告機能なども用意されており、より安全で快適なライディングをサポートします。


選べる4つのスタイル! 個性を彩るモデルバリエーション
新型 R 1300 Rには、カラーリングや装備が異なる4つのモデルバリエーションが用意されています。自分の好みやスタイルに合わせて選べるのは嬉しいポイントですね。
- スタンダード:ベーシックな仕様(カラー:スナッパーロックスメタリック)
- エクスクルーシブ:スポーティさとエレガンスを両立(カラー:レーシングブルーメタリック)
- パフォーマンス:よりダイナミックさを強調(カラー:ライトホワイトユニ)
- オプション719 キラウエア:高品質なパーツと特別塗装で個性を演出(カラー:ブラックスタームメタリック)
R 1300 R はどんな人におすすめ?
このエキサイティングな新型ロードスターは、こんなライダーにぴったりかもしれません。
- 最新のバイク技術に触れたい人
- パワフルでスポーティな走りを楽しみたい人
- 他とは違う、個性的なデザインのバイクに乗りたい人
- 街乗りからツーリングまで、一台で幅広く楽しみたい人
- BMWというブランドに憧れがある人
経験豊富なライダーはもちろん、扱いやすい特性も備えているはずなので、中型バイクからのステップアップを考えている方にも注目のモデルとなりそうです。
まとめ:日本上陸が待ち遠しい!
BMW R 1300 Rは、伝統のボクサーエンジンを核に、デザイン、パフォーマンス、テクノロジーの全てにおいて大きな進化を遂げた、まさに次世代のロードスターです。
よりパワフルに、よりスマートに、そしてより刺激的になった R 1300 R が、日本の道を駆け抜ける日が今から待ち遠しいですね!
日本での正式な発売時期や価格については、まだ発表されていません(2024年5月現在)。気になる方は、BMW Motorrad Japanの公式サイトやSNSをこまめにチェックして、最新情報を見逃さないようにしましょう!

